さとうブログ

何となく痛快と感じた新聞記事

2013年07月16日

[ある作家のお話]

 紫綬褒章を受けて欲しいと、宮内庁から内示の電話がかかって来ました。

 妻が受けて夫に知らせました。

 「貰わないよ、断ってくれ。」 夫はそう繰り返すのみ。

 それで妻と口論になりました。とうとう夫が言いました。

 「俺は国家というものが最後のところで信じられない」

 彼は先の戦争で「少年兵」の経験者でした・・・

 

[ある銀行頭取の言葉]

 「人が人に対して『おまえは勲何等だ』なんて格付けするのは失敬千万」

 どうやら勲章にかなり抵抗があるようです。

 

[ある代議士の言葉]

 「人間の人生を等級に分けて評価するのはおかしい。人の人生に等級があるのか?」

 

有名人でも今受賞を拒否し、話題になった人は少なくありません。

勲章を受けるも、受けないもの個人の考え方なのだと思います。

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