さとうブログ

年末を迎えて

2012年12月06日

 時の経つのは早いもので今年ももう12月であります。

毎年、師走と聞いただけで、なんとなく精神的に追い詰められた気分になるのは

自分だけでしょうか。

そんな折でも毎年、同級生の忘年会には欠かさず出席する自分がいます。

この時ばかりは精神的な抑圧は感じず、肉体的にも多少の疾患はものともせず、飲み・喰い、

気が乗れば歌にこうじ、年甲斐もなくはしゃいでいる自分がいます。

そういうひとときを演出してくれる同級生とは本当に良いものであります。では、なぜ良いのか?

第一に自分自身をさらけ出せるし、気心が知れている分、気を使わなくても良いから。

第二に数年間交流がない相手や、同級会の際に会話を交わさない同級生でも、その場にいるだけで

数分後には昔の間柄に戻れてしまう。要するに、その場に存在するだけで会場全体が昔へタイムスリップ

するのでそんなに気の利いた会話は必要ないわけです。

なので、毎年家に帰るのが午前様となります。

かみさんに言わせると、還暦を過ぎた男にとっての朝帰りは、

正気を逸していると言って譲りません。

どんなに楽しい時間に酔い、余韻に浸っていたい時でも、

朝のかみさんの顔で現実に一足飛びに引き戻されててしまうほんとうに

儚いうたかたの夢であります。

来年こそは、かみさんに褒められるように早めの帰宅に心がけ、

楽しい夢の余韻に浸る時間を多く持ちたいものだと思っております。

 忘年会に限らず、楽しい時間は“あっという間”に過ぎ去ると言われていますが、今年も自分にとって

“あっという間”であった為、楽しい事がたくさんなければならない筈なのに・・・

幾ら考えても楽しい事が数件しか思い浮かばないのは何故?

 来年はゆっくりした1年の中で多くの楽しい事を経験できるように努力したいと思っておりますので、

少し早いですが、来年も宜しくお願い致します。

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