さとうブログ

今年の秋

2014年10月31日

 季節は巡って、私の好きな食欲の秋がやってきました。

秋の味覚の食材も果実も天候には非常に敏感に反応し、糖度の濃淡で寒暖に対応すると

言われていますが、盛夏から残暑を感じることなく一足飛びに秋にバトンが渡った今秋は、

大曲の花火以降、朝晩の寒さは結構厳しいものだったので、果物類の糖度は例年以上にも

増して甘くて美味しい秋の味覚を味わうことができるのではないかと秘かに期待をしています。

しかしながら、連日の台風情報や異常気象による自然災害のニュースが地球規模でテレビや

新聞紙面で報じられている為、折角実った果実も無事に出荷の日を迎えられるのかどうか、

生産者ではないが非常に気になる今日この頃です。

食欲の秋を感応する為にも、自然界には初雪までもう少しの間、穏やかな秋日和が続くことを

祈るばかりです。

 

 他に、秋の楽しみとしては紅葉がありますが、

紅葉で大事な色合いの素晴らしさの決め手は

朝晩の寒暖の差がおおいことや、霜が降るような

激しい環境にあると言われています。

厳しい自然環境に耐えると、見る人に感動を

与える日本的な紅葉の色彩になるとのことです。

考えてみますと、自分のカラーが薄いのはどうやら厳しい環境に身を置くことが少なく、

ぬるま湯につかっているせいかなとちょっぴり自戒の念を抱いている昨今であります。

 今年も残すところ2ヶ月となりましたが、雪が降るまでの少しの間だけでも、

自然界の織りなす秋の彩を堪能できるような好天が続くことを祈ってやみません。

 

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