さとうブログ

自然のつながりとパワー

2025年06月23日

 東北も梅雨に入り、今年も6月の新緑がまぶしい時期になりました。
先日、以前から一度行ってみたかった白神山地の留山というところに行く機会がありました。
留山とは江戸時代から木の伐採を留めた山で、伐採後に植えた杉とブナを中心とする広葉樹の
天然林がはっきり分かれてる部分を見ることができます。
ガイドさんの案内で1時間ちょっとの散策ですが、整備されており歩きやすい森でした。
ブナの生い茂る森の中で木漏れ日が入ると、美しい景色でほんとうにいい気持ちになります。
幸い天気に恵まれてよかったと思っていると小雨の降る中での散策もいいとの事、
折り重なるブナの葉っぱでほとんど濡れることがないそうです。
さらに、流れる雨水がブナの幹を伝い地面に染み込む樹幹流をみることができるそうです。
流された雨水は浄化され湧水となり海へと帰っていくとの事、水と樹木、海と山、
自然のつながりを確かめられるということでした。
樹齢200~300年という大木にじっと触れ、パワーをもらった気分にもなりました。
機会があればまた行きたいところです。

 

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