さとうブログ

異常気象

2023年10月16日

 心地よい秋気が身にしみる10月に入り、やっと田舎で生活している実感が沸いてきました。
というのは、これまで、7月から9月中頃までは連日連夜の猛暑日、夏日の繰り返しでまるで
南国での生活みたいだったからです。今までは冬の寒空に年中Тシャツ1枚で暮らせる
南国の生活を夢見たこともありましたが、今年の暑さの体験で、これからは夢想だにすることは
ないだろうと思います。
休日の早朝5時~6時頃までは心地よい温かみもありましたが、7時を過ぎるころには外仕事は
もちろん、外出するのも躊躇し、エアコン対応で一日中住宅を強いられるような毎日に気力も萎え、
脱力感は増し、ストレスの多い日が続き、田畑の管理もままならず、ひやみこかしに徹したせいか、
秋の収穫では米の等級の格下げと減収、野菜はナスの色が変色し、枝豆は実が入らない等の
被害もありました。
 今年の猛暑では人間や農作物の他、ひぐらし、トンボ、セミ、蚊などの昆虫、蛇やトカゲの爬虫類を
見かけることが少なくなり、逆に、熊や猪など害獣の出没の多さが世の中をにぎわせています。
陸に限らず海中でも生態系が様変わりしているらしく、その筆頭が秋の味覚のサンマでとにかく
スリムで脂身が少なく旨味もなく、その上、漁獲量は減少していて、しかも沖合漁業では
対応できずらくなっているらしいとのことです。
 等々、考え始めたらマイナス思考に陥り、酒量が増えそうなので止めにし、いつまでも異常気象に
愚痴をこぼして怠けてばかりはいられないので、今年の冬が暖冬だと、ひやみこかしの性分がまた
首をもたげてくるだろうし、厳冬だと次回のブログも愚痴のオンパレードになりそうだなと、
秋の夜長にそんなことで自問自答している今日この頃です。

 

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